続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
水着に着替えて寝室を出ると隣の部屋にはソファに座り携帯をいじっている蓮の姿




あたしの姿を見るなり目を見開いて驚いているのが解る




や・・・・・そんなに驚くなんて・・・やだな・・・そんなに変かな



あたしが思わず恥ずかしくて下を向くと蓮があたしの手を引っ張って自分の膝の上に横抱きに座らせた



「蓮・・・・そんなに驚くなんてあたしそんなに変「違う・・・・!」」




蓮とあたしの声が重なった



違うって、どういうこと?




「似合ってる・・・・・」




えっ・・・・・・!




「似合いすぎて驚いた・・・ってか色っぽすぎて・・・いますぐ抱きてえんだけど」




妖艶な眼差しの蓮の瞳があたしを捕らえて離さない



そう言って強く抱きしめる蓮はそっと首筋にキスをする



・・・・ってか、駄目駄目!あたしは海で泳ぎたいんだってば!



ひょいっとあたしを抱っこして寝室に行こうとする蓮を睨みつける



「蓮・・・!駄目~海で泳ぎたいから今は駄目~!」



「我慢できねえんだけど・・・・」




潤んだ瞳で・・・そんな色っぽい目で見られて危うく頷きそうになったけどなんとか蓮を宥めすかし海水浴の準備を開始



今夜覚悟しとけ・・・そう蓮が呟いていたなんてあたしは知らない













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