続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
パーカーを羽織って日焼け止めをばっちり塗ってピーチサンダルを履いたら準備OK



ポーチに携帯と財布を入れると玄関で待つ皆と一緒に歩いて海へと急いだ




慎ちゃんの別荘からは海水浴場がすぐ近く




歩いて行ける場所にあるなんて最高かもしれない




「いい天気だな~海水浴日和って感じだけど、俺莉子ちゃんの水着姿かなり楽しみにしてきたんだよね」




「あ?なんだと!!ふざけんな、見るんじゃねえぞ拓巳」




「見るんじゃねえって・・・そんなこと言うけど水着になんなきゃ海水浴に来た意味がないし
蓮ばっかり独り占めはずるいよ」




「なんとでも言え!俺以外の男は見なくていい!」



海水浴に行く道中、そんなやり取りが続いてて・・・・涼くんは苦笑いを浮かべて二人をなだめていて、そんな姿を見ていた慎ちゃんは呆れたように笑いを浮かべていた




蓮と二人手を繋いで歩いているとあたしの横に慎ちゃんがいつの間にかいて一緒に歩いていた




すると、ふと慎ちゃんの目線があたしの首のあたりにいったような気がした




でも、それは間違いではなかったようで、慎ちゃんはすぐに気付いたようだった




「莉子・・・・そのネックレス・・・もしかして・・・」




慎ちゃんは記憶の糸を辿るように食い入るようにそのネックレスを見つめていた
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