続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「俺はずっと前から莉子のことが「慎ちゃん・・・・!」」



慎ちゃんの言いかけた言葉に自分の言葉が重なる



あたしはその続きを聞いたら今の慎ちゃんとの関係が壊れてしまいそうで思わず言葉を遮った



「慎ちゃんの気持ちは凄く嬉しいよ・・・あたしも慎ちゃんのこと好きだし」



「だったら、彼のことは忘れて俺と・・・・「好きだけどちょっと違うの」」



「違う・・・?」



「そう・・・・ラブとライクの違いかな」




慎ちゃんへの好きはお兄ちゃんみたいな愛情で・・・・



蓮はあたしにとっては・・・・




「あたしにとって蓮は・・・もう唯一無二の存在なの」



そう言って微笑むと慎ちゃんはふっと目を伏せて溜息をついた




・・・かと思うと強引に躰を抱き寄せて壊れるくらい強く抱きしめられる



あたしはそんな慎ちゃんの行動にただただ驚くしかなかった



「その唯一無二の存在は海の向こうで他の女と暮らしてる・・・それでも莉子は彼を許せる?
愛しているって言える?俺だったら我慢できない!惚れた女が他の男と暮らしてるなんて俺だ
ったら・・・・とても冷静でいられない!心が乱されて壊れてしまうかも」




耳元で慎ちゃんが呟く声と甘い吐息があたしの心を掻き乱していた

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