続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「莉子がそこまで言うんなら俺はなんにも言わない・・・・でも俺はなにがあっても莉子の味方だから・・・・それだけは覚えておいて」



そう一言言葉を残すとまだ仕事があるという慎ちゃんは名残惜しそうに帰って行った


今日一人でいるのが辛いなら泊まって行こうか?なんて言ってたけど・・・・



仕事があるのにあたしの為に時間を割いて来てくれた慎ちゃんに迷惑はかけられない



そう思ったあたしは精一杯の笑顔で大丈夫って答える



慎ちゃんが帰るとリビングで一人静かな部屋で深い溜息をついた




ふと何気なく窓を見ると綺麗な丸い月



漆黒の闇の中光る月はとても美しくてそれだけであたしの心を魅了する



この月を同じように蓮も見上げているんだろうか



そして隣にいるのはあたしではなくて・・・・



そんなことを考えるだけで涙が溢れてくるのが自分でもわかる




慎ちゃんには蓮のことを信じてる・・・なんて言ったけど心の中では色々な思いがあたしの中でせめぎ合う



蓮があのひとのことを本当に好きならあたしは・・・・



諦めるしかないのかな?




「でも、お腹にいるこの子だけはなにがなんでも産みたいの・・・・許してくれるかな」





そんなことを呟いても海の向こうにいる蓮には聞こえるはずもなくなんだかこの日の夜は妙に寂しくてベットに入りそっと目を閉じると深い眠りについた




この日のことはすべて夢なんじゃないか・・・そう思いながら枕を濡らしていた







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