続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「この子にはあたしがついているし・・・・それに友達もいるからなんにも心配いらないよ・・・だから莉子はなんの心配もいらないんだ解るね?」



そういうと遠くにある綺麗なお花畑のほうに向かって男の子と赤ちゃんを連れて歩いて行くおばあちゃん



「ま・・・・待って!連れて行かないで!嫌、あたしの赤ちゃん!おばあちゃん!」




「この子は最初からここに来ることが決まってたんだ運命なんだよ・・・お前はそこで頑張るんだ、信じて待っていれば道は開ける」




え・・・・ま、待って!!




行かないで!おばあちゃん!



光の中に消えていくおばあちゃんと・・・あたしの赤ちゃん




薄ら目を開けると真っ白な天井と・・・・





薬品の匂いと・・・・ここは病院?




あたりをぐるりと見渡すと椅子に座り腕組みをして項垂れて寝ている涼くんの姿




え・・・・涼くん?



なんで?あたし・・・・どうしてここに?



ぎしっ・・・・



起き上がろうと体を起こすとベットが軋む音




その音に気付いたのか涼くんがふいに目を覚ますと驚きに目を見開いてあたしを見つめていた





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