続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「哲也さん・・・ちょっといいっすか?」



俺は襖越しに部屋に居るであろう哲也さんに声を掛ける



哲也さんは俺が来るのがわかっていたかのように黙って俺を招き入れた



「蓮、お前は今日ここで寝ろ・・・俺は二階で寝るからなんかあったら「哲也さん!」」



「どうした?真剣な顔して・・・・」




「俺・・・・この間莉子にプロポーズしました!」



俺の言葉に心底驚いたような顔をした哲也さん


俺を見つめたまましばらく黙りこくったまま・・・



俺はその場で立ち竦んだまま哲也さんの言葉を待った



「ちょっと待ってろ・・・・」



哲也さんはそう言うと莉子の元へ行き一言二言何かを言ってきたようだ



「莉子は風呂が長いから先に入ってろって言ってきた・・・」



哲也さんはそう言うと部屋を出てリビングのソファに座った



俺は哲也さんの後を追って目の前に座る



緊張感が漲る中何を言われるのかと俺は体を硬直させた



「本気か・・・・・?」



莉子のいないリビングに哲也さんの声だけが響き渡った







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