続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「お前のことが憎くてあんなこと言ったんじゃねえぞ・・・・」



「えっ・・・・あんなことって・・・」




「蓮とのことだ・・・・」




お父さんはコーヒーを一口飲むとあたしの瞳をまっすぐに見ながら話し出す



いつになく真剣な表情のお父さんにあたしは目が離せなかった




「俺は莉子に幸せになって欲しいだけなんだ、ただそれだけなんだ・・・・でもあんなこと言ったのはお前たちで確かめたかったってのもあんのかもしれねえ」



「確かめたかった?」



「離れてても心が通じていれば・・・愛情があれば大丈夫だってことをな・・・俺は恋愛に

関しては駄目駄目な男だからお前たちが羨ましかったのかもな」



そう言いながら笑っていつものように朝御飯を食べる



その顔はどこか寂しげで辛そうに見えたのは気のせいではないと思う




お父さん・・・・まだお母さんのことを?



そんなことを思いながら身支度をして学校へと急いだ



玄関を出て戸締りをすると門の前にもたれかかり眠そうな蓮の姿があった



あたしはずっと待っててくれた蓮が嬉しくて駆け寄ると頭をくしゃっと撫でてくる



「おっす・・・おはよ」



「おはよう・・・ごめん待たせちゃった?」




「いや、今来たばっかだから大丈夫だ」



そう言いながらまたくしゃくしゃとあたしの頭を撫でた



なにげなくふと足元をみると沢山の吸い殻があって・・・・今来たばっかりなんて嘘だよね



あたしはそんな嘘をつく蓮を愛おしく感じながらそっと手を繋いだ










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