しわくちゃになったら、会いに行きます。
お、お客さん!?
何で言わないのよお兄ちゃん! 醜態さらしちゃったじゃない!
慌てて、関係のないお兄ちゃんをキッと睨むあたし。
あぁ、子供だわ。
男性はあたしの顔をなぜか懐かしそうに眺めている。
「俺の先輩だ、朱里」
お兄ちゃんはマグカップを3つ用意して、うち2つにブラックコーヒーを、残りの1つにはミルクティーを注いだ。
「初めまして、堀泉 修治[ホリイズミ シュウジ]といいます。
朱里ちゃんだね? 大きくなった」