しわくちゃになったら、会いに行きます。


 ま、莢子がいなくても、あなたにも相談できませんけど。


 とは言わない。


 こっそりまたため息を漏らして、あたしは空になったカフェオレをゴミ箱に捨てた。


 ……明後日から、テストか。


 部活もなくなるし、彰太くんには会えないし。




 「色々、ヘコむ」




 思わず零れた声にハッとして周りを見渡す。


 どうやら聞いてた人はいないみたい。ホッとして、自分の席に戻った。


 隣を見やると、大藤くんはまた白い紙に落書きをしてる。


 今度は、何かのマスコットキャラクターらしきもの。


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