I LOVE YOU
今ほど、人肌を暖かく感じたことはないと思いながら、白い肌に指を這わせ、口唇を重ねる。


凜が何度も「愛してる?」って聞く。


頭の中で尾崎豊の歌う「I LOVE YOU」が、鳴り響く。



俺は凛の熱い想いに応えるように、細い体を引き寄せ、きつく抱き締める。



墨を流したような闇。

窓越しに見える雪が、激しく吹雪いている。


吹雪く風音が、凛の囁きも俺の囁きも掻き消す。


だが……。


言葉などいらない、そう思った。



fin.
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