天体観測の夜は月に願いを… 

奏絵「じゃ、帰ろうか?」


教室の隅に有るカバンを取りに行こうとする私の後ろで、


聡「さっきのこと、本気ですから。」


と、聡くんはつぶやいた。

ハッと振り返ると、彼はもう入口にいた。

意味ありげに片方の口の端を上げてニヤッと笑う。


聡「んじゃ、お先です。」


困惑している私に「帰るよ~。」と奏絵が声をかけてくれた。


奏絵「なんかした?」

美咲「ううん、なんでも無い帰ろう。」


家の帰ると直ぐキッチンに向かう、今日はカレーにしよう。

祈織も、そろそろ帰る時間だ。

聡くんの事、話すべきかな?

今のところは、何もないし放って置いても大丈夫かな?


祈織「ただいま!今日はカレー?」

美咲「お帰り、そうだよ。」

< 50 / 91 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop