天体観測の夜は月に願いを…
奏絵「じゃ、帰ろうか?」
教室の隅に有るカバンを取りに行こうとする私の後ろで、
聡「さっきのこと、本気ですから。」
と、聡くんはつぶやいた。
ハッと振り返ると、彼はもう入口にいた。
意味ありげに片方の口の端を上げてニヤッと笑う。
聡「んじゃ、お先です。」
困惑している私に「帰るよ~。」と奏絵が声をかけてくれた。
奏絵「なんかした?」
美咲「ううん、なんでも無い帰ろう。」
家の帰ると直ぐキッチンに向かう、今日はカレーにしよう。
祈織も、そろそろ帰る時間だ。
聡くんの事、話すべきかな?
今のところは、何もないし放って置いても大丈夫かな?
祈織「ただいま!今日はカレー?」
美咲「お帰り、そうだよ。」