それでも僕は君を離さない
俺は彼女とまた部屋でくつろげるとは思っていなかった。

「乾杯!」

グラスを合わせた。

俺はビールを飲んだ。

「すごく飲みやすい。忍さん、ひと口飲んでみる?」

「いや、俺はいい」

テイク・アウトのピザを食べながら

彼女は2本目のカクテルを開けていた。

「こっちの方がフルーティかも。」

「奈々、ペースが早い。飲みすぎるなよ。」

「これも飲んでみたいの。」

と言うなり3本目をグラスに注いだ。

「見て、素敵な色ね。ルビーみたい。味はどうかしら?」

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