不良蝶女


俺はそんな雅に声をかけてあげることができなかった。

副総長として。仲間として。


翔が一番最初に雅に話しかけた。


雅はその言葉から、強くなった。前も強かったけど、もっと強くなった。


1年半ずっと探し続けた。会ってちょっとしか経ってない奴がいきそうなとこを考えて、探して、考えて、探して、、の繰り返し。


下っ端たちにも探させた。俺等は全国NO.1規模の族だったから、こんなに探せばすぐ見つかるだろうと思ってた。でも、その考えは甘かった。


俺等は忘れてたんだ。




相手が蝶であることを







< 62 / 119 >

この作品をシェア

pagetop