不良蝶女
俺はそんな雅に声をかけてあげることができなかった。
副総長として。仲間として。
翔が一番最初に雅に話しかけた。
雅はその言葉から、強くなった。前も強かったけど、もっと強くなった。
1年半ずっと探し続けた。会ってちょっとしか経ってない奴がいきそうなとこを考えて、探して、考えて、探して、、の繰り返し。
下っ端たちにも探させた。俺等は全国NO.1規模の族だったから、こんなに探せばすぐ見つかるだろうと思ってた。でも、その考えは甘かった。
俺等は忘れてたんだ。
相手が蝶であることを