不良蝶女
雅「蝶。なんであの時勝手に出て行ったんだ?あの時の族が言っていた蝶の過去までは聞かない。でも、なんで俺等のとこからいなくなったかだけは教えてほしい。」


みんなが私の方を向いていた。

急に話しかけられて驚きながら、聞いてたら、あぁそのことねと思った。

自分でも最悪だと思う。でも、そう思った。

「それは、私が過去にやったことであなたたちをけなしてしまうと思ったからよ。あの時のことだけじゃなく、その先でも。私はあの当時本気であなたたちの仲間になりたかった。あなたたちを仲間だと思うことに誇りを持っていた。でも、そんな人たちを私のけがらわしい過去のせいで傷つけることなんてできなかったのよ。だから、私はあなたたちの元を去ったの。」


愁「そんなに辛い思いしてんなら俺等に言えばよかっただろ?言うのは嫌だったかもしんねぇ。でも、俺等を仲間だと思ってたんだろ?信じてくれてたんだろ?だったら、自分の想いとか全部言えばよかったじゃねぇか。」



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