お姫様と若頭様。【完】



…自分の執事だからって
過大評価し過ぎ?




…全然そんなことはないのだ。





朝は誰よりも早く来て、
夜は誰よりも遅く帰る。


私が読んだら誰よりも早く駆けつけ、
誰よりも早く且つ正確に仕事をこなす。





そして何より、
彼の人柄だ。


彼はここの誰からも慕われていて、
気配りができる、とても優しい人。


自分より他人優先で、
自分のことは二も三も次。


見返りを求めず、
誰かの為に一生懸命尽くせる人。


優しく柔らかい表情を向けてくれ、
1番に心配し気遣ってくれる。


才能があってそれを謙遜して…。

自分に才能があることすら認めない。
気づいてない、自分の凄さを。


他人の痛みを1番に理解し
問題を解決へと導いて…。

誰よりも暖かな光で包まれていて…。


きっと彼のような人を、
誰もが必要としてる。












…私なんかよりずっと、
優秀で完璧な人間だ。











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