お姫様と若頭様。【完】


静まり返った病室に、
なぜか騒がしい院内での声が
ピンポイントに聞こえた。


















まるで、記憶のカケラがカチッと
当てはまったみたいに。



そんな風に、
私の中の彼女は突然目を覚ました。









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