キミのイタズラに涙する。


「わりぃわりぃ、分かってんだけどさ

こんなパフェ食べながら俺に告白って

何かお前らしいなって思ったんだよ」


「何それ」


色気ないとか言いたいのか……。

こっちは結構本気なのに。


「まぁ、そういう所好きだけどな」


楽しそうに笑う隆平に問いかける。


「で……告白は?」


「ああ、

俺もさぁすっげぇ面白い事今考えた!

だからその答えは後で言う」


「な、何それ……今言ってよ!」


それじゃあ私、ずっとソワソワしてなきゃいけないじゃん。



「まぁ、まぁいいから待っとけよ」




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