キミのイタズラに涙する。


私はこれ以上疲れさせないように病室を出た。


とりあえず、私の気持ちは話すことが出来た。


後は……少し言いづらいけど2人に言って

今私達に何が出来るか考えなくちゃ。


そして、次の日ー。


私は学校に行くとすぐに2人を呼び出した。


空き教室を利用して真剣な顔で2人を見る。



「今日は2人に話があるの」


そう言って一呼吸置いてから


「あのね……」


ゆっくり隆平のことを話すと

それを聞いた梓は涙を流しながらうつむいた。


満くんは頷きながら私の言葉に耳をかたむける。


最後まで話し終えた時、









< 243 / 349 >

この作品をシェア

pagetop