SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
3000円の向日葵の花束は意外にも大きな花束となった。



俺は花束を紙袋に入れて、隠すように持ちながら地下鉄の電車に飛び乗って家路を急ぐ。




車内でこんなにも人目が気になったのは初めて…



俺は顔を俯かせて背中に汗をかいた。




でも、心の中には向日葵のような大輪の花を咲かせた麻友の笑顔が浮かぶ。








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