SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
私はディナーを一口も食べるコトが出来なかった。




「ほら、水…」



蓮人さんは寝込む私にミネラルウォーターを買って来てくれた。




「ゴメンなさい…蓮人さん」




「ゴメンじゃ…済まないぞ…折角のディナー台無しにしやがって」




蓮人さんは久し振りに冷たい言葉を浴びさせた。




「俺は楽しみにしていたんだ…どうせ明日のダイビングだってその調子じゃ無理だな」





「はい」




「…お前の分はキャンセルするけど、俺は一人で潜る…お前は一人で寝てろっ!」



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