SWEETPAIN~冷たい旦那サマは副社長~
「ただいま…」



麻友は相変わらず、ベットの中。

麻友は無理に身体を起こして俺を出迎える。


「お帰りなさい…蓮人さん」




「お前の欲しがっていた『星の砂』やるよ」



俺は土産屋で買った星の砂のキーホルダーを渡す。




「蓮人さん…ありがとう…」




「あのさ、ゴメン…一人で寂しかっただろ?」




「寂しくなかったですよ…私、一人じゃなかったから…今日、病院に行きました。私のお腹の中には蓮人さんの赤ちゃんが居ました」



「ええ~っ!?」


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