みつばちとはちみつ


「コーヒーでいい?淹れてくるから、
部屋で 待ってて。」


2人きりになるって わかってるのに、
ヒロを 家に入れていいのかな…って
一瞬 考えた。

でも、こんな雰囲気はいやだ…
早くさっきまでの 楽しい時間に戻りたい…


「お待たせ・・」


部屋に入ると ヒロはベッドの上で 天井を見つめて 横になってた。
私は コーヒーを テーブルに置き、
ベッドを背もたれにして 座った。


ヒロの顔、見れない…


「ヒロ・・ごめん。変な事 言って。」

「くう、おいで。」


腕を引っ張られて、ヒロの腕枕で横に
なる。……どうしよう


そのまま ヒロは上になって、キスして
きた。……どうしよう、どうしよう


こんな気持ちのままじゃ いやだ!


でも……キスは どんどん激しくなる

いやだけど、拒むのが怖い。

涙が出てくる……


急に ヒロがキスをやめて、体を起こし
私も 座らせた…

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