みつばちとはちみつ
やっと 昼休み! 待ってました!
「じゃ、コウ、俺 行くな!」
「あいよ〜。」
格技場まで ダッシュした。くうの教室
からの方が 近いから 急がないと!
「ヒロ〜!」
やっぱり先に待ってた。あ〜…抱きしめたい!
「くう!」
腕を伸ばして…止められた…
「はい、やると思った。ここ、学校。
そんな事しません。わかった?」
「・・・はい。」
それでも久々の2人きりには変わりない。
「なんか、久しぶりだね。2人で ゆっくりするの。毎日 一緒には いるのにね。朝は すぐ 学校着いちゃうし・・休みの日は ヒロ1日中 クラブだったし・・」
「お前が 平日はニナとばっか いるからだろ。家 帰る時もさっさと帰るし・・」
「そう?・・なら、なんか理由つけて
送ってよ・・眠くても・・さっさと バイバイするのは ヒロじゃん・・」
「・・送って ほしかった?」
「うん・・毎日。さみしかった・・」
う〜…これで 抱きしめたらだめって!
拷問だ…
「あっ! 鎖骨の下 押さえてる!
・・もしかして、ドキドキ した? 」