みつばちとはちみつ
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俺にしがみつき 顔を埋めてる空の漏れる声が 俺の鎖骨に 響く…
「空… 顔見せて、俺 見て…」
俺を 見上げたその顔は…
紅潮した頬…瞳は潤んで熱を持ち…薄く開いた唇からは 強烈な色気が漂っていて……初めて見る顔…
俺だけに…見せる顔
「その顔…誰にも見せるなよ。空。
一生…俺以外には 見せるな…」
「うん…緋色もね。絶対だよ…」
色気を放ちながら そう言う唇を…また 貪る…
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