みつばちとはちみつ


「くうちゃん、やっと 起きたわね。
マサのクルマで 寝ちゃって起きないから 運んだのよ。」

「あ、そうだった。思い出した。ニナ、手伝ってたんだ。」

「うん。これから たまに くうと一緒に
料理 習いにおいでって。」

「本当? 楽しみ!」

「後、ヒロの監視役・・な。」

「え?」

「くうちゃん聞いたわよ。ヒロと・・」

「あっ・・・はい。つきあう事になりました。・・今後ともお願いします・・」


照られながら おばさんに報告するくう。
すっごく 真っ赤になってるよ!


「何 改まってるの。母さんうれしい!」

「えへへっ! 照れるね!・・・私・・・臭い・・すごい 汗臭い! シャワーしたい!借りていい?ママちゃん?」


照れて 腕で顔を隠した くうが言った。
…くうが 臭いという事は 私も?!


「今、ヒロが 入ってるわ。
お風呂も 沸かしてるから、ヒロ 出たら
ニナちゃんも一緒に 入ったら?」

「そうする!じゃ、ニナの分も着替え 出してくるね!」


そう言って くうがこの家に置いてる自分の着替えを取りに行く。


私も この家に 出入りできるようになるのが すごいうれしい!



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