銀河うさぎの夜
まず
まず

銀河うさぎが向かったのは

土星のようにわっかがある星でした。



しかし、土星よりも何倍も小さく

細長いのです。



ここでは、きりんたちが暮らしていました。

きりんがいつも

首を細長くして木の上の葉っぱを食べているので

星もまねして細長くなってしまったのでしょう

というのが学者たちの見解でした。



銀河うさぎは

きりんがいつも

長い首で宇宙を見渡しているのを思い出して

彼らなら何か知っているかもしれない

と考えたのです。



< 3 / 8 >

この作品をシェア

pagetop