御主人様のお申し付け通りに
言葉のキツイオバサン達の中で、女社会を必死でやりこなしていく力強さを。

うまいお世辞や、相手を気分良くさせる嘘よりも、いつもどんな時も本音で相手に伝える。

敵をすぐに作っても、敵が多くても、敵陣地でも、自分の本音と意思は絶対曲げない。

我慢はしないし、後を引きずらない。

失敗も間違いも、恐れない。

昨日は昨日で、今日は今日。

それは、最終的には団結力を強化するものとなっているから更に凄い。

私はそこで仕事はもちろん、恋愛も人間関係もカルチャーショックを受けるくらい学んだ。

「あんたみたいな子は結婚しないで、仕事し続けていた方がいいよ!」

って、言われて。

その読みは当たっていた。

占い師みたいに人生経験豊富なオバサンの言葉は、この心に今も尚、染みている。

そんな職場を今も離れられずに、目下励んでおります。

パート勤めを終えて、トイレだけは入って、帰宅する。

そして永田が帰宅するまで、しばらくトイレは我慢。

アイツがアパートの前を通って行くのを確認して、トイレを借りに直行する。

確かに、アイツと休みは同じにしても、不便は不便なんだよね。

生理の時だとかは、とくに。

いつまで続くのかな…、この生活。

「俺と住んだ方がいいかも」

だってさ。

だったら、もっと優しくしてくんなきゃ。

あなたと住みたいわ~☆と思うような態度してくれなきゃ…って…。

怖い怖い。

どんな仕打ちが毎日行われるのか、想像できる。

言葉攻め…いつでも強引に無理矢理、あんな事やこんな事を…されちゃう?

…でも、アイツのキス…凄くキモチよかった…。

口唇が…男のくせに、妙に柔らかくって…。

舌の絡め具合も、私に合わせてくれてるようだった…。

そりゃ、まぁ、年齢も年齢だから、色々と女経験はあるんだろうけど…。

…あっ…心が今…ふわっとした…。

ダメダメ、思い出したら何だか自然にまた同じモノを欲しがってしまうじゃないの。

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