ふんわりとシャンプーの香り………/完
『まって…………?』
彼女は、また頬を赤らめ下に俯いている……。
『じゃあ、今度、ご飯でも………どう?』
と聞くと、彼女は、パッと上を向いて、、、 その動作で、キンモクセイの香りに包まれた。
目をキラキラさせながら
『いいんですか?本当に………』
『あぁ。
僕も、君の髪の毛が気に入ってしまって……
思わず、頭を撫でたくなるんです………フフッ』
少し笑うと、彼女もつられてか、笑った。