苺恋
「そんなに好きなの?苺ちゃん]

「あぁすきだ]

「そっか、ふぅー、ははっ
もうちょっと早く陸に会いに来ればよかったなーそしたら今ごろ付き合えてたのに。]

沙羅は笑いながら俺に言った。

俺には沙羅が泣くのを我慢してるのがわかった。

「ごめん。]

「謝んないでよ。もっと悲しくなるじゃん
ねぇー陸?これからもさ友達でいてくれる?]

「おう、もちろん!]

「ふふっありがとお、あとさ私またアメリカに帰らなきゃいけなくて、ドラマのヒロインのオファー来てて、陸と一緒だって喜んだのに、アメリカの方の仕事が入っちゃってキャンセル、
あー残念]

「沙羅だったのか、あのヒロイン]

「そおよ、でも、私が降板したからどうなるんだろうね]

「さぁーな]

「苺ちゃん幸せにしてあげてね]

「もちろん、言われなくてもそのつもり]

「ふふっじゃあね、陸、ほんとにさようなら]

「うん、じゃあな]

俺と沙羅は握手した。

じゃあなっか。。

バイバイ俺の初恋。
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