君だけを見つめて君だけを…
俺は聞きながら

胸が苦しかった…

メイが卓也を思って

歌うこの歌に…

胸が締め付けられた…

どうしようもなく…

苦しくて
か顔を歪めた…



『ごめん…今日はありがとうもう大丈夫!暗くなるから帰って!桃李は彼女がいるじゃない…心配するよ』
って

自分よりも他の心配ばかりするトコ変わってねーな!!


正直俺は彼女がいる!

ただ、付き合ってるってだけだけど、今が五月のだからまだ、3ヶ月しかたってない…

一年の終わりに同じ暮らすの女子にコクられて付き合いだした


メイが高校生になってからずっと駅で卓也を待ってる姿を見て

俺は封印したはずのめいへの気持ちが押さえられなくなった…

久しぶりに見たメイがすごく痩せていて
元気だったあいつが…無理しているから…
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