紅い龍〜俺に一生ついてこい〜





手前にいた1人の女の子に近づく






女「…ひっ」





女の子の目に涙が浮かぶ







黙って膝を床につけて抱き寄せる







『ごめんな…もっと早くに助けてあげれんくて…』





女の子達は目を見開くと泣き始めた






抱き寄せた女の子から離れる




女「あのっ…私たちこれからどうなるんですか…」


抱き寄せていた女の子が不安そうにそう言った。




『ちょっと待ってな!……もしもし。』




愁「紅か…。」




『…おう。今から30人くらいの適当な服と30人くらいが乗れる車用意して。何台でもええから。それと、大浴場沸かしておいて欲しい。それからのことは帰ってから決める。』



愁「…わかった。30分でそっち着かすようにする。いけるか?」




『大丈夫。ごめん、ありがとう。』




愁「蛇神のやつらはどうするんや?」





『女の子達を車に乗っけたらここに近い契約してる病院に手配するわ。』






愁「わかった。気をつけて帰ってこいよ。」





『おう…』 プチッ










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