淋しいお月様
そしてまた、うとうとと眠りについた。

お腹にモノが入ったので、ちょっと元気が出たような気がした。

深夜、目を覚ますと、セイゴさんの姿はなかった。

任務完了――と云ったところか。

いつまでもここにいてくれるわけじゃない。

ひとりぼっちになった空間で、私はちょっと淋しさを覚えた。

淋しさの中、また眠りについた。
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