【完】それでも、あたしは君が好き。






あたしは『ありがとう…』とつぶやいて
カウンターに置かれたお弁当を
カバンに入れて、食パンを2枚焼き、
コーヒー牛乳を作った。




「彩音、朝できたよ!あ、後、お父さんが
お弁当作ってくれたよ。」




そう言って、リビングの入口前に立つ、
彩音にお弁当を手渡した。




「え!?パパが!?」



「うん。今日、朝遅かったんだって。」










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