【完】それでも、あたしは君が好き。







「え!?って……芽唯ちゃんが
比呂に告白してるところを
見ただけだよー」




あたしは泣きそうになるのを堪(こら)え、
ヘラヘラと笑って見せた。




「西山から!?」




そう言う莉生ちゃんにコクンと
頷いた。




「……マジか~……」




そう小さく言いながらご飯を口へ運ぶ莉生ちゃん。





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