Kissから始めよう
「あ?」


諏訪が振り返ろうとした。
グイッと引き寄せられるように、諏訪の身体が倒れ込みそうになる。


「聞こえないか?和佳奈に近寄るなと言ってる。」


雄輔が諏訪の襟首を掴み上げていた。

180cmの雄輔がそんな事をやるのだから、それより小さい諏訪はたまったもんじゃない。

「な、なんだよ、あんたに関係ないだろ!」

「あるんだよ。和佳奈は俺の女だ。」


そう言って諏訪の襟を離して和佳奈の身体を引き寄せた。


「人の彼女に言い寄ってんじゃねぇよ。朝からムカつくってもんじゃねぇ。」


そう凄まれて後ずさる。
ようやく状況が把握出来たのか、真っ赤になった諏訪は捨て台詞を吐きながら駆けて行った。

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