Kissから始めよう
「好きなのか?あの男が。」

「愛してるわ。」


即答する。

「・・・なんでだ?!
あの男と俺の何処が違う!?俺の方が若くていい男だろ!?」


ダン!!


・・・と大きな音がして。

後頭部を強かに打ち付けた。

クラっと意識が漂う。


「和佳奈・・・いいだろ?」

そう言って胸元に入り込んできた手。


抵抗も出来ず。


ただされるがままになっていた。





「和佳奈!!!」


意識を戻すことが出来たのは彼の自分を呼ぶ声だった。
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