Kissから始めよう
「あ、高杉さん。」


そこにいたのは瀬戸の彼女でもある後輩の高杉美来。
・・・と???


「あ、この子もウチの社の社員です。
木内・・・じゃなかった、川藤このは。あたしの同期なんです。」


ぺこり、と頭を下げた小さな彼女。

「先輩の事は知ってます!仕事がすっごく出来る人って。」

そう可愛らしい声で私に話しかけてきた。

私も背が小さい。
でも彼女の方が更にちいさかった。



「先輩、食事とかまだですか?まだだったら一緒しませんか?」


高杉の言葉に、1人で食事するよりも、と思いYESの返事をした。


< 54 / 236 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop