恋はしょうがない。~職員室であなたと~



真琴がそういう態度になってしまう理由は、今も感じているこの息苦しさだ。

古庄が発するオーラに包まれると、真琴は身の置き所がないような感覚に襲われる。


今はなおさら。


古庄が黙って真琴の方を向いているだけで、真琴は居ても立ってもいられなくなる。

取り立てて美人でもない表面的な容姿どころか、心の芯まで見つめられているように感じて。


朝にメイクをしたきり、昼休みにも化粧直しもしていない。
古庄に対するこの違和感を感じ取られて、逆に古庄は気を悪くするのではないか…。



お茶はまだ残っていたが、古庄の視線に耐えられなくなった真琴は席を立ち、再び作問作業に戻った。


古庄に打ち込んでもらった問題を改題し、授業の内容や生徒の状況に合わせたものにしていく。
コピーしてもらった写真を貼り、解答用紙を作る。


出来上がったものを、一応古庄にチェックしてもらって、ミスがないか確認してから、印刷に取りかかる。
問題用紙2枚解答用紙1枚8クラス分の考査を、二人で手分けして印刷し、クラスごとに一まとめにして考査保管用の棚へ置いた。



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