それでも私は『   』ます。
動き出す歯車


ここはスカイア国のお城通称≪リライフ≫

リライフは軍事力はもちろん大きな自然の恩恵を受けているため農業にも強い国、スカイアの象徴だ。



「イズキ、明日はこのドレスなんてどうかな?リアン様ならきっと似合うよね。」

「いや、それよりもこっちのほうが」

「え~、だったらあっちのやつのほうが・・・」


そんなリライフの一室から2人の男女の若者の声がする。

女の方は肩までの茶髪でふんわりと柔らかそうなかみに若葉色の大きな瞳。そして155cm位の背丈。

男の方は少し波のある茶髪に若葉色の大きな瞳。そして180cm程の長身。

そろいの髪の色にそろいの瞳、少し薄めの唇までがそろい性別が違うのに顔がそっくり

共通してるのはどちらも、良くて美男美女。悪くても美男美女という容姿だということだ。

その2人の周りには色とりどりの布がたくさんでている

赤、ピンク、黄緑、白、黒、水色、黄色・・・数えられる量ではない


「なぁ、イズル。リアン様のドレスはそれにして、ネックレスとイヤリングはこれでどうだ?」

「それなら、いいと思うよ。・・・でも、待って、イヤリングはこっちのほうがきっと似合うよ。」

「確かに。じゃぁ、そっちにしよう。」

「うん、明日が楽しみね。」


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