それでも私は『   』ます。

カポーン

「リアン様、お背中を流します。」

「あぁ、ありがとうイズル。」

「これは私の特権です。イズキにはできません。」

「あなた達はよく似ているけれど、イズキの方がしっかりしてるわね。」

「うぅ・・・」

「冗談よ!」

「本当ですか?」

「えぇ、本当よ。だから、私はイズルには私と一緒にお風呂に入る許可をしているのよ?」

「ありがとうございます//」

「どういたしまして」

「そういえば、ナイトリアのダイヤ王子はとてもかっこいい方らしいですよ?」

「あら、そう。」

「まるで、興味なしって感じですね。

「まあね。」

「でも、ダイヤ様は、女性にはとても優しく剣術では右に出る方はいないそうです。」

「それは、楽しみねー。」

「もう、リアン様!ちゃんと聞いてください!」

「別にいいじゃない、将来結婚するわけでもないんだから。適当で。」

「仮にも一国の王子ですよ。」

「私は、パーティーを楽しめればそれでいいわ。」

「リアン様らしいですね。」

「イズル、私が背中を流してあげるわ。」

「そんな!恐れおおいです。」

「そう言わずに。」


最初は了承してくれなかったイズルだけど「これは命令です。」といったら、ようやく首を縦にふった。

「わ~、イズル近くで見ると本当に肌きれいね!胸も大きいし・・・」

「そうですか?リアン様なんて肌なのかシルクなのか分からないじゃないですか。胸だって・・・どう見ても私より大きいですよ。いつかその胸を触れる男性が羨ましいです。」

「私がそう簡単にこの体に触れさせるわけないでしょう?」

「はい!それは、私が許しません!!」

イズル・・・あなたは私の親かい?



その後も、2人してキャッキャ、ウㇷㇷとはしゃいでからお風呂からでた。


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