青春の恋
第一章

告白




夏休みも終わり、
学校祭当日を迎えた。



みんなメイクばっちりで、
髪型も長い髪を束ねて盛った。

同じ衣装を発注して、
気合いを入れて体育館へ向かった。











最高の舞台だった。













やり切ったあとの皆の笑顔は、
最高だった。



体育祭も終わり、
後は結果発表だけとなった。







全校生徒400人以上いる中で、
クラスごとに分けられ座り、
発表を待っていた。

実行委員は前に座り、
あたしは堀中くんの後ろだった。



『なあー、平瀬さん、、。
ハハハハハハハハ(笑)』



いきなり後ろを振り向き、
意味ありげに笑う堀中くんに、
え?なんなん??
と不思議に思い反応する。



『クククっ(笑)
ずっと思ってたけど、
平瀬さん足の毛、
剃り残ってるとこあるで(笑)』



『はあ????どこ?!
てゆかどこ見てんの!(笑)』



『ハハハハ(笑)
ごめんごめん(笑)』



『まぢでいらん事言ーし!!!!』



いきなりそんな事を言われ、
凄い凄い恥ずかしくて足を隠した。



『そんな隠さんでもえーやん(笑)』



『もー!
見んといて!
気にせんといて!』



『ハハハハハハハ(笑)』



やっぱりこの人は、
人をすぐにいじる。

前はいじりすぎやしって思ってたけど、
実際その立場になってみると、
案外面白いもんだと感じた。


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