レンタル彼氏を使ってみました(仮)

***



「このまま、寝やがったよ」



終わったのに全然、反応しないコイツ。



俺はとりあえず、脱いでもらったパジャマを着せる。


そのままベットに上体をゆっくり落とし、布団を掛けた。



電気を消すと、俺も一緒に布団の中に潜り込んだ。



俺なんかお構いなしにスースーと小さな寝息を立てる。



寝顔すげぇ、可愛い。

今すぐ襲いたい衝動に駆られる。


でも、俺は寝ている女を犯すほどやわな男じゃない。


そこは分かってるつもりだ。



その代わりに彼女の髪をそっと撫でる。



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