終わりを見てからはじまる物語。【仮】


***


腕の中で泣くユウを見て
同情は、した。

顔はなかなか可愛かったし。

でも、それだけ。

こんなのいくらでも見てきた。

余命を宣告された人々。

それで死んでいく人々。

だから、こいつも
同じだと思ってたんだ。


「蓮…くん…」

「蓮でいい」

「蓮…取り乱してごめん」




ユウは
泣き崩れることも予想したけど
すぐに落ち着いた。


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