終わりを見てからはじまる物語。【仮】
「お前の寿命は、
あと1年か?」
「…」
「俺はあと3日」
「え…っ?」
「嘘」
「…はぁ?」
「いつ死ぬか、わかんないんだと。
今はこんなピンピンしてるけど。」
「…」
別にユウを慰める
つもりなんてなかった。
「今この瞬間、
死ぬかもしれない」
…固まったな…
ま、いいけど…
「…!」
「蓮、…なんか仲良くなれそう」
あまりにも力強い目で
俺を見るから。
にこっと笑う顔は
悲しみなんてなかったから。
「…変わってんな、お前」
「…?よく言われる」
俺は不覚にも
ユウに惚れかけたんだ。
俺の命も、
ユウの命も
消えかけていたのに…