終わりを見てからはじまる物語。【仮】
―――――――
「あれ
優羽のほうが朝早いなんて
珍しいな」
「奏太!おはよう」
連が応援に来てくれるんだもん
できることは何でもやりたい。
あたしは必ず
インターハイに行くんだ。
「…俺も負けてらんないな」
「ん?」
「無茶すんなよ」
「…うん、ありがと…」
春はすぐそこ
私の最期の冬は
もう終わろうとしている。
それでも
春に向かってまっすぐ進めるのは
蓮のおかげかな……