終わりを見てからはじまる物語。【仮】
心配するに決まってる。
でもこいつは
「大丈夫大丈夫〜♪
仲いい先生に救急車いつでも
出せるようにって言っておくからさ!」
なんて
とぼけてみせるんだ
部員の中で
こいつの病気のことを知ってるのは
俺だけ。
いつもいつも
練習ではヒヤヒヤしてるのも
俺だけ。
優羽が
咳き込むときも
苦しそうにしてるときも
他の人からしたら
へばってるだけに見えるのかも
しれないけど
俺は優羽から
目を離すことができない。