隣人の男
それに反応して体が一瞬ビクッとなる。


ガタガタガタ……。


恐怖心を感じながらも、息をゆっくり吐くと声をだす。


「買い物…に……行って…た」


左手に持っていたスーパーの袋を見せる。


「メール……した…でしょ?」


私は確かに行く前に彼にメールを送った。


「ああ……来たよ。メール……。4時3分にな……」


「なら……」
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