指切り
「楓香ちゃんと楽しんでおいでよ」
「うん…」
そう言ってくれるけど、きっと楓香ちゃんと遊んでいても悠里を思い出すと思う。今何してるんだろうとか…。
「あすちゃーん」
「おかえり、楓香ちゃん」
楓香ちゃんの鞄を持ち渡す。楓香ちゃんは一度チラッと悠里を見て、私の腕を取った。
「あすちゃん、帰りにアイス食べて帰ろ」
「うん。あ、悠里も行く?」
確か今日はバイトが休みなはず。だが悠里は、
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