ヤクザは嫌い、です。
すると、朱莉も気付いたらしく、
「え、あ…ごめん。」
そう言ってパッと手を離す。
っ…離されると、それはそれで惜しいような…
…つーか朱莉の手…ちょっと熱かった気が…気のせいか?
…
「優斗、本当にどうしたの?なんか変じゃない?」
じーっと俺を見る朱莉。
「はぁ?!べ、別に普通だけど?…っそれより…見に行きたいんだろ?ペンギンとイルカとラッコ…」
動揺していることを何とか隠して俺が言うと、朱莉は満面の笑みで頷いた。
あぁ…もう…///