ヤクザは嫌い、です。
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うぁ〜…やばいな…。
勢いよく飛び出してきたものの…
早速後悔しております。
体がだるくて上手く走れない…!
それに頭も痛いし…
熱なんて滅多に出さないもんだから、こんなに辛いことだってことをスッカリ忘れてたよ。
あ〜…大人しく寝とくべきだったかも…。でもここまで来たら後には引けないし。
それからフラフラしながらも、なんとか大学の手前まで到着。
時間的には間に合ってるけど…優斗もう中にいるのかな。
げっ。それじゃあ色々マズイじゃん。私今制服だし。
あ〜…そこまで考えて無かった…
私ってやっぱり馬鹿…。
そう思っていたとき、
「おい優斗…やっぱり今日はどこの入口も張られてるぞ。もう諦めて正面から行こーぜ。つーか、毎年こうなのに何でもうちょっと早く来なかったんだよ!」
「うっせーよ!言われなくても正面から行くし!」
ん?なんか優斗と拓哉さんの声がしたような…?
力を振り絞って門のところまで駆け寄ろうとしたところ、